第二回 PC自作させて頂きます。(全3回)
こんにちは、higengoです。
あけましておめでとうございます。
前回からかなり時間が空きましたが、投稿させて頂きます。
では、前回に引き続き自作PCについて投稿していきます。
前回はガイダンス的な投稿になりましたが、
今回は実際に自作PCで使用したパーツや要件等を投稿します。
では、スタート!
まず自作PCの要件を下記の通りと決めました。
1. 仮想環境を構築できる(2台くらい)。
2. サーバとして稼働できる。
3. 静か(部屋が1Kのため)。
4. PCゲームはしない(してはいけない。時間は有限である)
5. 停電の際には運が悪かったと思う。
6. なによりお財布に優しい
7. ディスクのRAIDは組まない
です。
まず、CPUを考えます。
仮想化を行う上で肝になる箇所ですが今回は仮想化を念頭に置いているので、オーバヘッドを考慮して、vt-x 対応の「intel core i5 processor」にしました。本当はHT(HyperThreading)機能を有しているi7にしようかと考えましたが、
i5 → i7 にすると金額が+1.5万円ほどになるので今回は辞退しました。
要件の仮想サーバ2台ですが、両方ともLinuxOSで1台はハニーポッド、
もう1台は公開しない開発用サーバ(git,apache,mariaDB等は入れる)でweb/アプリケーションサーバとしてゴリゴリ使う用途ではないので、i5でも良いかなと思いました。
次にメモリです。
開発サーバを構築する事、仮想サーバとして2台が稼働するという事で16Gは欲しかなと考えました。
正直なところ、ここはあまり考えず8GBx2位の考慮で決めました。
足りない場合は追加も出来るので今回はとりあえず16GBにして足りないようだったら追加しようと考えました。
次にcpuクーラーですが、サーバ機として稼働するので静かなもの、お安いもの観点で選びました。冷却効率が良く、PCケースも横が広いものを買うつもりだったのでサイド・フロー式にしました。
水冷の方が効果的に冷やせるという事で水冷式は少し興味がありましたが、
ラジエターの関係上PCケースをデカくする必要があること、自分のやりたいことと比較してオーバースペックなので今回は見送りました。
⇒Hyper TX3 EVO(coolermaster)
次にマザーボードですが、マザーボードのサイズはmicroATXとATXの種類があります。
どちらも自作パソコンで良く使われています。サイズはmicroATXの方が小さいです。
なぜサイズに違いがあるのかというとメモリを差すスロットがmicroATXの方が少ないです。この部分のサイズの差がマザーボード自体のサイズにも反映されています。
どちらも出来る事には変わりはないのですが、スロットが沢山あるATXの方が拡張性(メモリー追加等)が優れています。ただATXにするとマザーボードが大きくなりますので、当然PCケースも大きくなります。
higengoはmicroATXを選択しました。また、マザーボードで気を付けたいところは備え付けのNICの種類です。VMware社のESXiを使用して仮想化を行いたい場合は、intelNICが無いとESXiインストール時にドライバーがございやせんエラーでESXiをインストールできないので注意が必要です。
自力で、対応するNICドライバをESXiのメディアを作成する場合に作るという方法もあるとは思いますが、今回はその労力はカットします。
⇒H97-PLUS(Asus)
次は電源ですが、静音性と消費電力数と年末商戦の割引額を考慮して下記の通りとしました。
⇒Seasonic G-450 SSR-450RM(Owltech)
PCケースですが。。。一式収まりそうで小さめのもので安い展示品を買いました。
ゲームをしないためグラフィックボードは積まないので、割とギリギリのサイズにしました。ただ、排熱効率やケーブルの収納等を考えてもっと大きいものにすれば良かったと思ったのは後の話。
⇒IW-EM048(IN WIN)
HDD/SSDドライブについてです。
仮想環境を構築するので、1Tのパーツを買いました。HDDってこのサイズでも安いんですね。。。知らなかった。当然SSDは高いので物理ディスク万歳という事で下記のパーツを購入。
⇒DT01ACA100(東芝)
あと、ディスクドライブも購入しときました。
これは念のためですね!
⇒SH-224DB+S(東芝サムスン)
ここで要件をしっかり満たしているか確認します。
1. 仮想環境を構築できる(2台くらい) ⇒ CPU、HDDディスク、マザボよりOK
2. サーバとして稼働できる。⇒ CPUクーラー、電源よりOK
3. 静か(部屋が1Kのため)。⇒ CPUクーラー、電源よりOK
4. PCゲームはしない(してはいけない。時間は有限である)⇒ グラボはつけないでOK
5. 停電の際には運が悪かったと思う。⇒ UPSは見送りでOK
6. なによりお財布に優しい ⇒ コストパフォーマンスが良いモノを選び、年末商戦に乗っかったがチョイNG
7. ディスクのRAIDは組まない ⇒ ディスクのサイズは大きいがRAIDは組む気はないのでOK
ちなみに合計金額は¥69000でした。
思ったより行ってしまったというのが本音ですが。
まーパーツ選び楽しかったしOKとしましょう。
次回はいよいよ組んでいきますよ!!!
あとvt-xは初期段階では、きっと無効になっているので、
BIOS(正確にはUEFIですが)設定も紹介します。
第一回 PC自作させて頂きます。(全3回)
はじめまして!higengoです。
最近はめっきり寒くなりましたね。
これから自分の勉強を兼ねて
IT技術をメインにブログを書いていきたいと思います。
投稿内容はhigengoが実際にやってみたことを備忘録としてまとめたものになります。
栄えある最初の投稿は自作PCについてです。
3回に渡りゆっくり投稿していこうと思います。
PCを自作しようとしたきっかけは
・IT業界に就職したからには一度はやってみたかった。
・PCがどのような構成かを見て、感じてみたかった。
・「自宅にあるサーバが・・・」と言ってみたかった。
・AWSの無料利用期間が終了した。ありがとうAWS。お礼にURL張っておきます。
→https://aws.amazon.com/jp/
ざくっとこんな感じです。
実際にPCを自作した感想ですが・・・・・
実際の組立作業は思ったより簡単でした。
難易度としては
1/100 MGガンプラ > 自作PC > カレー調理 ぐらいの感覚です。
作業としても組立開始~接続テストをするまで30分もかかりませんでした。
一番時間がかかる+楽しい工程はパーツ選びですかね!!
パーツ選びの際にはPCショップの方に相談する事も出来ますので、ご安心を!!!
まず自作PCに必要なパーツを大まかに列挙すると。。。
CPU
PCの頭脳と呼ばれている箇所です。仮想環境の事を考えると気を付けなければいけない箇所もあります。厳密に言うとCPU内部にも様々なブロックがあるのでCPU=頭脳的な制御をするものではないですが。便宜上+higengoの文章力上CPU=頭脳と言わせていただきます。
メモリ
人間界で言う机に例えられる箇所です。どんなに頭が良い人でも小さな机で作業を行うと効率悪いですよね。あればあるだけ良いというものでは無いですが、用途に合わせたサイズが必要です。
HDD/SSD
データを保存する場所です。あればあるだけ良いですがコストと用途を考えたい箇所ですね。
母なる板です。CPUやメモリ、HDD/SSD、NIC間のやり取りをこの板経由で行います。全てのパーツはこの板に装着されます。
CPU冷却ファン(空冷、水冷)
CPUの冷却ファンですが、CPUと同梱で売っているので、こだわらなければ同梱の物を使用しても良いです。用途に合わせて強力なもの、静かなものにします。
電源(これ意外と大切)
泣く子も黙る電源です。これはあまりマザーボード、HDD/SSDの駆動に使用します。すべての電源の消費電力を考えて決めます。デカいです。
PCケース
個性がでるところですね。ケース内のケーブルを整頓できるよう裏に通せるようになっていたり。ケースの側面が透明になっていてLEDを内部で光らせ、いかにも自作感を出すこともできます。また、究極なくても良いです。世界を見渡すと斬新なPCケースを自作している猛者もいるので!!!
DVDドライブ(OSのインスコとかとか)
OSをLiveDVDからインストールしたい方やDVDを見たい方は欲しいですね。なくてもLiveUSBを自分用意してOSインストール出来るので、あってもなくても良いです。
※マウス、キーボード、ディスプレイはなければ別途購入をお願いします。。。
他にもゲームをする方はグラフィックボードやテレビを見たい方はチューナー
冗長性を持たせたい方はNICを追加で購入とか停電の際にはUPSがあると安全ですね。
今回はこの辺で終わりです。
第2回は自作PCの要件とhigengoが選んだパーツの紹介をしていこうと思います。
higengo